こんにちは。
前回は、山びとが話す禁断の話しについてをお伝えしました。
住宅をつくる木の源流から選別や流通の話などは興味深いものがありました。
同じ木曽東濃檜でも樹齢などはどう判断されているのか?
価格は?
流通は?
加工は?
製材は?
様々な見えざる世界を語ってくれます。
そして、良い木と普通の木を直に確認いただくことも出来るのです。
知らなければ、それで幸せなのかもしれません。
しかし、どうせ家を建てるのなら知っていたほうが良いと考える人もいるでしょう。
だから、この機会はある種貴重です。
木に興味を持ち、県産材で!
あるいはブランド材で!
とにかく良き木でたてたい!
こういう思考の方であれば、心からお勧めしたい機会です。
実は、山びと達は最終段階ともいえる家づくりの方々と会話をして仕事をする役割をまったく持っていない人達なのです。
つまり、木についての本当の話を伝える場が無い人たちなのです。
彼らも反省しています。
自分達は、木を育て、切る、そして流通の販売先に渡す仕事しかしてこなかった。
だから、今更に日本の山や国産材や県産材について思想を語っても意味が無いと。
努力して日本の山を守りながら良い家づくりのための木について伝えていきたい。
そういう使命が我々には残されている。
だから、是非とも山にきて欲しい。
是非とも話を聞いて欲しい。
そして、山と関わりを持って素晴らしい木が育っていく環境と触れてみて欲しい。
今回は、11月15日(日)にこの企画を実施したいと準備しています。
もし、ご興味をお持ちであればお出かけ下さい。
◆開催日:11月22日(日)
◆場 所:岐阜県恵那市
※詳細は、”木ごころ通信”などでご連絡させていただきます。
日時: 2009年09月14日 06:05
パーマリンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)
こんにちは。
今回は、なぜ1つの山の木で家を建てるのが良いのか?
についてをお伝えします。
同じ山で育った木は、樹齢が均一です。
しかも木曽東濃檜となれば最高です。
家の構造となる柱などは、最高にバランスが良いばかりか
樹齢70年以上の木ということであればいうことありません。
なぜなら、強い、長寿命、腐りにくい、健康的な癒しの香りが持続されるなど
素晴らしいことばかりなのです。
そして何より素性が明確だということです。
ところが、流通が発達していて価格優先社会の中では
残念ながら同じ山の木だけで家づくりができる環境は皆無となっています。
良いことは解っていても木材流通などの環境は無縁なのです。
今回われわれが企画しているのは、
前人未到ともいえる「同じ山の木で丸々1棟家づくりを!」です。
そのために、恵那の山に入り県庁の方や森林組合の方などと直接話をして、産地直送による流通で実現できるかどうかを確かめにやってきたというわけです。
どう思われますでしょうか。
お陰さまで、今回のミッションで夢のような企画がどうも実現できそうだということがわかったのです。
9月16日のあすみ住宅研究会定例会で本格的に決定するでしょう。
開催日時(案)は、11月15日となりそうです。
是非、今から時間を調整頂きご参加下さい。
勿論、山や木たちの見学と山びとたちとの交流。
更には、どういう木が良い木なのか?
意外と知らない木の話をしていただけることになっています。
彼らは行っていました。
「こんな話が興味深いなんて驚きです」
つまり、木の世界をいかに知らずして家づくりをしてしまっているかということです。
私達も反省しなければなりません。
もっと、もっとお伝えしなければならなかったのだと。
実際に、産地直送がどれほど素晴らしいのか?
木材流通の中身に触れます。
ある種、禁断の世界のお話です。
タブーな話を赤裸々にお話いただけると言うことです。
巷に溢れている木の話が、いかに表面的なものであるのか?
木を育て、木を切り、それを流通にのせている彼らだから話せる秘話ともいえます。
行ってみましょうよ。
山びとだけが知る禁断の世界をちょっとだけ覗いてきませんか?
日時: 2009年09月11日 06:12
パーマリンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)
こんにちは。
前回の続きです。
お忘れではありませんよね。
人工林と自然林をご存知でしょうか?
人工林は、植林しますね。
肥料も必要です。
間伐もします。
枝おろしもします。
つまり、1本でも枯らさないように気遣いながら真っ直ぐ育てます。
しかし、自然林は自然任せです。
ですから、間伐もしません。
枝もおろしません。
栄養も与えません。
強い木だけが生き残るのです。
ですから、木曽檜と呼べるのは全て木曽地域の自然林だけなのです。
では、どちらがどのように良いのか?
これは一概には言えませんが一般論で言いますと当然自然林が良いといえます。
なぜなら、1本の柱として使えるようになるまでの年数が数倍違うからです。
方や30年ものが人工林であったとすれば、同じ太さになるためには70年以上もかかってしまいます。
農業は1年で収穫できますが、木は70年待たなければならないのです。
この木は年輪が細かく色も艶も素晴らしい場合が多いといえます。
強度も70年は持つといわれています。
こういう木で建てると虫にも強かったりするのです。
不思議なんですが、立ち木のときも自然林は獣達が荒らさないというのです。
ですから、恵南森林組合さんでも30年物のヒノキの山と100年ものだったりするヒノキの山は別の場所に集積しているといいます。
運搬なども見たことも無い林業専用の大きな建設機械を使っていました。
こんな光景ははじめてみましたし、そういう区分けがなされていることも知りませんでした。
ということで、この写真をご覧になっての感想なんぞをお聞かせ願えたらなぁーなんて思います。
次回は、なぜ1つの山の木で家づくりをすることが素晴らしいのかをお伝えします。
日時: 2009年09月10日 19:08
パーマリンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)
こんにちは。
前回は、マインドマップ終了証のお話で中断させてしまいました。
さて、木曽東濃檜の山の調査報告の続きです。
実は、この山の木は故”水野さん”が植えた木だそうです。
水野さんが大正10年に18才で植えた木曽東濃檜の山。
ですから人工林ということになりますが、関係者のお話ですとほぼ自然林と同じような育ち方をしているといいます。
その理由は、年輪です。
年輪は均一で細かいので、途中で肥料を上げたりしてこなかったことが解るといいます。
つまり、肥料を上げるということは間違いなく途中で育たなくならないようにするためなのだそうです。
また、日の光を入れる目的で間伐作業を繰り返すのが普通ですが、そうすると急に日が入るので急激に成長するそうです。
そうなると年輪は均一とはならないといいます。
しかし、水野さんのひぃ~おじいちゃんが植えた木は、幸いにも天然林のような育ち方だったので獣に食べられることも無く、立派に成長できたのではないかと話されていました。
なぜなら、天然林以外は、獣にやられてしまうのだといっていました。
不可思議な説明のつかない生物の習性なのでしょうか?
是非、年輪をご覧下さい。
こんなに年輪の細かい優れた木で家の柱全てを調達できたら最高なのです。
価格は、山の皆様の心意気で通常価格で伐採から運搬から乾燥から製材、加工までを行なってくれるそうです。
なぜ、そんな面倒くさいことをしてくれるのか?
それには、それなりの彼らの強い意志があったのです。
そのお話は、次回させていただきますね。
では、お楽しみに。
次回から、次第に、山の隠れた真実が少しづつ語られる・・・・・・
日時: 2009年09月06日 06:52
パーマリンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)
こんにちは。
前回の続きです。
普通の家づくりに使われている木と今回の木。
何が違うのか?
そんなお話でしたね。
今回ご一緒いただいているのは・・・・
①岐阜県庁 恵那農林事務所から2人
②恵南森林組合から4人
③岐阜森林組合連合会から1人
実に重要で興味深いお話を聞くことが出来ました。
一般に建築資材として使用されている「柱」などは、30年ものも70年ものも同じ価格で販売されているというのです。
更に言えば木材市場など売られている柱は、ワンコンポー単位です。
この何十本の柱たちは、産地も、年数もばらばらだというのです。
これでは、「良いヒノキの家ですよ」なんていえるはずがありません。
つまり、材料の良し悪しを語ることが出来る状況には無いということです。
そう考えますと「この山の木だけで家をつくる」ということがいかに凄いことなのかと納得してしまうのです。
しかも、樹齢90年の天然林に近い木曽東濃檜の柱で価格は従来どおりでと考えますよ家づくりをこれから考えている方にとっては夢のような話だといえるでしょう。
実は、名古屋の工務店経営者の方は9月20日にお客様をお連れして1件分の柱をこの山で選ぶのだそうです。
何と幸せなことでしょう。
これは、山と我々とお客様との関係を構築して初めて成立する前代未踏の世界といえる気がします。
すいません。力が入ってしまいました。
でも、そんな理想の家づくりの体制ができそうです。
次回も更に凄いお話を続けます。
日時: 2009年09月04日 05:44
パーマリンク
|
コメント (0)
|
トラックバック (0)