窪田建設のヒデ社長-ここだけの話

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■樹齢90年の木曽・東濃檜の森で学ぶ(8)END

森の中で学んだことは、沢山ありました。

勿論、きのこ汁や鮎?岩魚?が美味しかったということだけではありませんよ。

これは、副産物のようなもので、大事な学びは「木の学び」ということでしょうか?

木の成長の良し悪しで木の良し悪しが決まるということが解りましたね。

人が代々受継いでいく愛情のある手入れといいましょうか管理ですね。

木は、当たり前ですが檜なら70年以上のものが素晴らしいといえます。

杉なら40年以上。

山の環境も大事です。

そうやって育った木が良い建築材として認められるのです。

そんなことを「きこり」さんの皆様の代表格であります「寺田」さんから伺いました。

もう少し詳しく木を勉強するために「恵南森林組合」に再度集合することになり、私たちはワゴン車に乗り込みました。

私たちは、何度か訪れている場所ですが今回もこの場所には広大な敷地に中に丸太が沢山詰まれていました。

寺田氏.jpg

寺田さんは、今回自分の家づくりのための木を自ら山に来て選んでくれた人への感謝をしていました。

また、木を勉強したいと我々のチームのように行動している人を嬉しく思うといってくれました。

山の木を育てる環境は、厳しいものがありますともいっていました。

その理由は、理不尽な話でした。

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樹齢30年の木曽東濃檜も70年以上のものも太さと体積が基準となってバラバラに売られるといいます。

市場では、ひと山幾らという値段が付けられ、1本1本の産地や樹齢がちがっても関係なく安ければいいという感じで売られているというのです。

ましてや、ブランド材という名前が書かれていても怪しいといいます。

残念ながら、山側の人間でありながら産地直送をやっていただけない限り、介在できないといいます。

ましてや、家をつくられる方と直接会うこともないし会話することもない。

黙々と木を伐っているだけ。

だから、このように我々の話を聞いてくれる人たちが沢山来てくれることは我々の価値感が揺れ動かされる感覚だといっていました。

我々も消費者であります家をつくられる人たちに直接後押しできることを知りました。

だから、これからは山に閉じこもってばかりいるのでなく、こうやって皆さんとかかわりながら良い木を選んで差し上げたりしたい。

正に新たな幕開けだと力説していました。

最後に参加された皆さんの感想をお聞きする中で感じたのは、来る前の感覚と参加して話を聞いた感覚では相当違うということでした。

昔、木の仕事をしていたという方も参加されていました。

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その方が言うには、ここまでしてくれる人はいない。そして、こういう家づくり(木を自ら選べる)ができることの贅沢さは考えられない。

この話は、確かに衝撃的なものでした。

沢山の木の学びをして、一同はここで解散しました。


この活動は、これからも続けられます。

3月に開催し、年間2回ほど行おうとわれわれ関係者は話し合いました。

何回かに分けてお伝えした「水野さんの曾お爺さんが植えた木曽東濃檜の郷土で木を学ぶ」という報告は如何だったでしょうか。

書き出すとあんなことこんなこととダッセンしたりして旨く状況を学びをお伝えすることができませんでした。

お許し下さい。で、ご興味をお持ちになったとすれば幸いです。

たぶん3月にこのような企画でお誘いすることになるでしょう。

そのときは、「きこりの寺田さん」に会いに私たちと行きましょう。

自分の家づくりにための木を選ぶも良し、木を学ぶのも良しです。

最後までお読み頂き感謝です。

※誤字脱字など、お許し下さい。

 



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■樹齢90年の木曽・東濃檜の森で学ぶ(7)

まだ、「きこり」の皆さんは、全員が山から戻ってきてはいません。

我々だけが喜んで食べていていいのかなぁーという気もしていました。

特に若いキコリを束ねている「寺田さん」が戻っていません。

我々とご一緒させていただいているSさんは、子供さんと楽しそうに食べていました。

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山の中で時間をもてあますのではないかと心配していましたが、時間が足りないくらいになっていました。

この企画の一番の中心自分物である川辺さんも落ち着かない様子でした。

実は、準備してくれていた皆さんは「雨」を一番心配されていたそうです。

せっかく沢山の皆さんが山に来てくれるんだから「雨」だけは降ってほしくない。

なぜなら、この企画は我々も山人も始めてのことでした。

つまり、やってみないとわからないという感覚だったのです。

準備してくれた山人らなど、はらはらしていたというのです。

改めて感謝です。

 

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(一番長老のキコリさん)   

でも、こういう企画はいいです。

皆が一つの目的で一体化されるという感じです。

自分の家の構造部分を自分が立木の段階で選ぶ。

しかも、樹齢も最初からわかっている。

素性もわかっている。

木曽東濃檜というブランド材である。

木を伐る人も知っている。

一部を目の前で伐ってくれる。

製材する場所も製材会社も構造加工するところもわかっている。

すべてが、ぜぇーーーーんぶわかっている。

これが、本当に本当の産地直送による住宅作りです。

しかも、自らがどっぷり関わる。

それもこれも山人の本気が無ければ無理な企画です。

お金のことを考えたらきっとやってくれない話です。

だって、10人のキコリさんたちと森林組合の事務員の方々。

それから、恵北プレカットの小栗理事長に川辺さん。

あぁーーーーーーーーー幸せなことです。

 

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さぁー一路、恵南森林組合に直行!

 



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■樹齢90年の木曽・東濃檜の森で学ぶ(6)

相変わらずのハイテンションです。

しかし、冷静沈着な堀尾社長は・・・・・・モクモクと「きのこ汁」を食べていました。

たぶん・・・3杯くらい食べていたような・・・・

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こういう集中力は、見事です。

弊社の佐藤もモクモク食べていました。

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まぁー彼は、タマチャンと渡り合えるハイテンションさは、佐藤をおいて他にはいませんから。

それにしても旨かったですね。

ちなみに私も3杯頂きました。

.jpg

たぶん、山の中で食べるから美味しいのでしょうね。

せっかく持っていったコンビニのおにぎりも1個しか食べませんでした。

そりゃーそうでしょ。きのこ汁でかなりお腹がいっぱいになってしまいましたから。

空気も綺麗だし、大勢だったですし。

この後は、恵南森林組合に行って「木の話」を聞くことになっていました。

ご一緒させていただきました皆様と今度は、大移動です。

 

 



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■樹齢90年の木曽・東濃檜の森で学ぶ(5)

たぶん、同志という感覚になっていたのかもしれない。

目的を達成したという感覚からかきのこ汁の匂いが気になりだした。

気が付けば昼食の時間が迫っていた。

先着順で山人である「きこり」たちが用意してくれた大きな大きな鍋を囲み、イスに座った。

いつの間にか岩魚か鮎か私は識別できなかったが、かなりの数が用意され串にささって焼かれている上体だった。

えっーーーーーーー うまそうぉーーーーーーー

我々の仲間のタマチャンこと千葉県から来たエコホームズの玉川社長の声が響く。

「この魚には、当たりはずれがあるんだけどぉー知ってる?」

隣に居た名古屋から来た仲建設の堀尾社長に迫っていた。

「まぁーいいから好きな魚を選んで一口食べてみて」

素直な堀尾社長は、迷うことなく焼き魚を選び「がぶっ」と一口。

「あぁーーーはずれーーーー」

またまた、タマチャンの根明な声が響いた。

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当たり外れの理由は、卵のあるなし。

なんとなんとお腹にたっぷり卵が入った魚ばかりが串に刺さっていたのだが、数本だと思うがオスが混じっていたのだと思う。

それにしても、旨い。

あちこちで喜びの声が聞こえてきた。

私たちと一緒に言ったご家族も嬉しそうにほおばっていた。

 



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■樹齢90年の木曽・東濃檜の森で学ぶ(4)

我々はともかく、木を倒す瞬間を見た経験の無い方々が見守る。

最初は、倒れる側に切目を入れる。

方向がずれないよう綺麗に念入りにチェーンソーの刃が木に飲み込まれていく。

そして、反対側にチェーンソーの刃がめり込んでいくや否やスローモーションでも見ているように静かに辺りの空気を思い切り押しているような勢いで倒れていく。

遠くに居たにも関わらず風圧は、私の前髪を持ち上げた。

「ズシーン」と音を立てて倒れていった。

その瞬間に誰とも無く大きな拍手をすると次々にその音が厚く激しくなって盛り上がりを見せていった。

この感動は、確かにこの場に居た我々しかわからないかもしれないが、迫力を目の辺りにすると遠方から態々出向いて山の奥に入った意義を心底感じる。

工務店任せで家をつくるのが半ば当たり前という風潮が常識化されつつある現代において、こんなにオーソドックスなイベントは捕らえ方によっては地味としかいえないのかもしれない。

しかし、この場で立ち会った人にとっては言葉を選んで表現することがいかに難しいかを考えさせられてしまうほどだ。

それほど感動と迫力を感じて「あぁーこの木が自分の家を支え見守り共に年をとっていく」と感じる瞬間なのかと思った。

山の木の勉強に来た人たちも木の家づくりの醍醐味を知ったに違いない。

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自らが関わる家づくりが特別なことのように感じていた出かけてくる前の自分の感覚と大きく変わっていく心境を楽しんでいるようにも見えた。

小さな子供達も体験できない思い出を家族と共有できたことを快く感じているのか大はしゃぎで山の中を走り回っている姿も印象的であった。

山の中に分かれた各チームたちは、姿こそ見えなかったが順番にチェーンソーの音がして盛り上がりを見せていた。

達成感に満ち溢れた表情の人たちが次々に集合した最初の場所に姿を現した。

だれもが満足そうで来たときの強張った表情とは明らかに異なっていたのは当たり前かもしれない。

互いに以前からの親しい友人とでも会うかのような親しさを感じ、自然に声を掛け合う関係が面白いと思った。



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