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■大きすぎない家(9)
こんにちは。
前回は「三方良し」の家=「大きすぎない家」
というお話でした。
共感した人。
あまり関係ないと思われた人。
両方いらっしゃたのでは。
さぁー今回は・・・
「間取り」と「大きすぎない家」
について一緒に考えていきましょう。
家の間取りといえば、かなり関心度の高いお話です。
興味の無い方は居ないのではないですか?
しかし、私は昔から「凝り過ぎない」をテーマにしています。
なぜなら、瞬間の生活を間取りに落とし込んでしまうからです。
長い長い人生の瞬間を間取りにするほど将来使いにくいものはありません。
大きな家で個性的な間取りの家は、特に危険です。
いかに「大きすぎない家」で豊かに快適に暮らしていく間取りとするか?
これは重要なテーマです。
だからといって住宅メーカーや工務店まかせは論外です。
間取りは自分自身の鏡です。
自分のライフスタイルを無視して間取りを考えることはありません。
といいますか考えてはいけないのです。
ここで、ポイントです。
汎用性が大事という点です。
「S&I住宅」について長々お伝えしました。
間仕切りを付け加えたり外したりできる家。
構造と内部を切り離して考えられた家。
痛みやすい短命な水廻り機器の交換を前提に考えた家。
こんな家を「S&I住宅」だといいました。
正に間取りも大らかにオープンに原則を考えるべきだということです。
この柱が邪魔!
この壁が邪魔!
でも・・・・構造部分だから取れない。
外せない。
将来想定されるリフォームに不向き!
「大きすぎない家」を生かす間取りは、オープンな大空間から考える!です。
こんなお話をすると「えっ?」と思われた方も居ますでしょうか?
これは重要なお話なのです。
安定的でバランスの良い構造の家を建築基準法は要求しています。
当たり前ですが、そうなると内部で色々な箇所に外せない壁や柱が発生する可能性があります。
そうすることが設計上楽だからです。
この結果、将来外せない柱や壁が生まれてしまうのです。
だから、細かく仕切られた間取りは危険なのです。
お解かりになりましたでしょうか?
はじめから細かな区切りの有る家を建てないことです。
今、必要ない区切られた壁はあえて今つけない。
むしろ将来のことを考えて汎用性の高い間取りにしておくことが良いといえます。
そうしておけば、将来は自由に壁をつけたり、更に外したり出来たほうが都合が良いのです。
事実、構造としてカウントされた柱や壁や梁は、将来リフォームをしようとしても外せないと考えておくべきなのです。
基本は、オープンで大らかな空間作りです。
そして、想定される将来の間取りも新築時から考えておくと良いでしょう。
今、しなくて良い壁は費用がそれだけ軽減されます。
必要な時期がきた壁取り付けリフォームすればいいのです。
もしかしたら、オープンな間取りで暮らしたら将来間仕切りしないほうが良いと思ったりもするかも・・・?
まずは、オープンな間取りに住んでみましょう。
それから暮らしながら時間をかけながら家族と相談しつつ次のステップを考えればいいのです。
生活してから次の時代を考えればいいのですから実体験をベースに考えられます。
その中で自分のライススタイルを満たすインテリアなどを考えてみることも楽しいですね。
「大きすぎない家」と間取りの有機的な関係について考えてみました。
次回も「大きすぎない家」について共に考えていきましょう。








