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■慌しい住宅行政!日本の山が大変化か?
日本の経済も様々な影響を受けて大変な事態となっています。
不安や日本の将来を憂いているのです。
さて、このところ住宅関連の減税に関するニュースが多くなってきています。
これから家をと考えている方には、日本経済の大筋という大局的な話はともかく、単純に完全フォローの風という感じがします。
以前も「木ごころ通信」を通じながら住宅ローン減税の行く末について最新情報をお伝えしてきました。
更に次のような情報が飛び込んできましたのでお伝えしておきます。
首相は住宅ローンの一定割合を所得税から差し引く住宅ローン減税を、減税額の上限が過去最大の500万円程度となるよう拡充して実施することを求めた。減税措置は08年末に切れる予定で、現在は160万円が上限となっている。(日事通信社より)10・24
以前もお伝えしたかと思いますが、住宅価格の上限2000万円までが対象でしたが、3000万円までに拡大し、更に上記のように内容も相当のお得感が出てきたといえましょう。
勿論、これ以外にも準備された住宅関連のニュースが飛び込んできています。
続いて数日前の信毎記事に出ていましたが、山の木が無い!という衝撃的なお話です。
実は、様々な理由で外国(特にロシア)から入っていた木材が税金の関係で割高となり、国産材が見直されてきたという状況はよく知っていました。
しかし、国内の合板製造メーカーが外国から針葉樹を仕入れをして製造していた合板の素となる木材を信州唐松などに少しシフトしてきたようです。また、木材チップを使って造る紙関係も国産材に大幅シフトしてきたという実情から山の木の行く末が問題となってきたということなのです。
更に原油が下がってきたとはいえ、火力発電所で原油に代わって国産材を燃やす動きまであるというのですから驚きです。
林業は燦燦たる状況下で労働者も高齢化しています。また、過酷な労働で賃金も厳しいものがあるということから100%自給自足可能な日本の山も相当問題を抱えているのです。
確かに日本の山の木が見直されてきたとはいえ、理由は経済的な理由がほとんどという現状を踏まえますと悲しいものを感じます。
近くの山の木を使って家づくりを!という運動も盛んになってきつつありますが、すべての木が優秀で素晴らしいわけではないことも忘れてはならないと思っています。
構造材に相応しい強い木とは、ある程度搾られてしまいます。
また、和室など真壁に使う木などは美しさや香りなどが要求されます。
国産材で近くの木なら良いという認識は、私は少し違うのではないかと思ってきました。
精神論的には正しいのですが、建築の良質な資材かどうか?という点では一概に言えないということです。
例えば、九州の草の成長に近い「杉」が構造材として優れているのでしょうか?
安価な住宅を建てるための材料と割り切れば話は別ですが、通常はお勧めできません。
つまり、材料は昔から適材適所に使い分ける考え方を大切にしなければならないということだといえます。
特に国産材の中で最高峰と目されてきた木材を中心に考えることが私は基本だと思っています。
木曽檜・秋田杉・青森ヒバなどは誰の目から見ても別物と感じるはずです。
それだけ優れた素材が存在する事実は踏まえなければならないといえます。
少し長くなりましたが、最新のお話をお伝えしました。








