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■ 賢い家づくりの正体(21)
[住宅建築現場内のドラマ]
家づくりの最前線で何が起きているのか?
実は、以外に知られていない気もする。
我々は、日常のことなのである種”当たり前”という気もする。
しかし、業界外の人にとっては未知の世界。
自分の住宅がどんな役割分担で、どんな職人と現場監督といわれる人が住宅を作り上げるのか?
そして、建築最前線での良い家づくりに繋がる「肝」がなんであるのか。
そんなお話をしたいと思う。
そもそも、建築現場内をすべてコントロールしているのはどんな人か?
コントロールといえる範囲は?
コントロールすることで得られるメリットとは?
様々なドラマが毎日繰り返されるのが「建築現場の物語」なのである。
大まかにどんな仕事があり、どんな職人(専門工事業)さんが関わっているのか?
・地盤調査屋さん(地盤の強度を調査する)
・基礎工事屋さん(外部の工事も行なう場合が多い)
・大工さん (最初から最後まで関わる場合が多い)
・電気屋さん(電気の引き込みから内部の照明器具取り付け)
・設備屋さん(いわゆる水道屋さん。キッチン・ボイラー・フロ・洗面台などの取り付けやお湯、水配管)
・建具屋さん(室内のドアや引き戸の取り付け)
・畳屋さん(最近は、厚さの薄い置き畳や活性炭入り畳など種類も豊富)
・タイル屋さん(玄関周りやキッチン、薪ストーブステージなどのタイルやレンガを貼る)
・左官屋さん(外部のモルタル塗りや内部の珪藻土や入洛などを塗る)
・クロス屋さん(内部のクロス関係を貼る)
・コーキング屋さん(主に水廻りの処理を樹脂状のものを使い抑える)
・塗装屋さん(内部や外部の色付けする)
このすべてをコントロールしているのが『現場監督』ということになる。
監督の仕事の範囲は、建築現場内のすべてが責任範疇でありすべての権限を持っている。
だから、幾ら素晴らしい職人(専門工事業)でもすべての工程を確認し、コミュニケーションを大切にしながら、現場監督の指示を仰がなければ良い家などできない。
勿論、自主検査や社内検査、外部検査もすべて現場監督中心に行なわれる。
よく見かけると思うが、ホワイトボードに何やら文字や数字を書き込み、数値が書かれた紅白の棒状のものを当てながら写真を撮っている行為。
これは、設計図どうりにすべて行なわれているかどうかを示す客観的証拠を記録しているのだ。
各職種や材料の手配から、仕様打ち合わせ、清掃、ゴミ処理、近隣への配慮・・・・・・
とにかく仕事の範囲は広く多い。
このような形で、建築現場は監督の器量で運営され、監督の器量で”良い家”に完成していくのだ。








