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■ 賢い家づくりの正体(18)
[木造住宅を長期に維持させるポイント]
前回、良い家の条件として最も大切なのは、屋根の形と素材とお伝えした。
概ねご理解いただけたとすれば、次はやはり長寿命住宅とするためのポイントもお伝えしておきたい。
木造住宅の最大の特徴は、当たり前だが構造が木でできている。
つまり、この木の状態を良い状態のまま維持させることが長寿命住宅とする答えともいえる。
そこで、ポイントを次に上げる。
①「水に濡らさない」
②「シロアリから守る」
③「空気に触れさせる」
たった3つだ。
拍子抜け抜けしたかもしれない。
しかし、これが以外に厄介なポイントだといえるのだ。
この3つを優位な方法で家づくりに持ち込むことがまずは大切といえる。
そこで、お勧めしたいのが次のことだ。
①対策⇒結露対策(優秀な施工による”高断熱高気密住宅+喚起”)
②対策⇒防腐防蟻処理 or シロアリに強い樹種(ヒバ・ヒノキなど)を仕様
③対策⇒真壁表し工法(古民家のように柱や梁がムキダシとなっている工法)
家づくりを具体的に進める場合、計画はやはり重要だ。
つまり、設計に包含される方法論が十分か否かということになる。
次は、実践ということになる。
つまり、工事であり施工の良し悪しだ。
施工は職人の腕に依存された部分は大きい。
しかし、近年の管理建築スタイルによって成熟してきた背景を考えると管理者の腕が重要になる。
ここで整理すると ①「水に濡らさない」 ②「シロアリから守る」 ③「空気に触れさせる」を実現させる方法はあるが、それを進めるためには計画(設計)と実践(施工)が大切。
そして、何よりもキーポイントとなってくるのが工事を運営する責任者の技量と信念だ。
付け加えておきたいことがある。
①についてだが、外断熱工法とか外張り断熱工法とかいうものや充填断熱や外断熱+内断熱などという優位論の議論が尽きないが、机上の理論についてよりも大切なのが計画通り施工できるか?
机上どおりに施工ができるか?
ここが一番重要だといいたい。
住宅の場合、幾ら工業化しても施工は現地で行うもの。
住宅という存在は、ものが大きいがために現実的に現地で作るものである。
つまり、部品化を進めることはできても作ることは現地でしかない。
だからこそ重要なのは作る技量ということになってしまう。








